マッチングアプリの危険性

はじめに:気軽な出会いの裏にあるリスク
「マッチングアプリで出会って、その日のうちにご飯に行った」「休日に、気になる人と自然に会うようになった」
こういう話を聞くと、「出会いが手軽でいいな」「自分もやってみたい」と思う方も多いでしょう。
特に20代・30代は、スマホに慣れていて「まずアプリで会ってみよう」という感覚も自然です。
しかし、手軽さゆえに“出会いの安全性”を軽視しがちなのも事実。
実際に、ニュースで報じられるようなトラブルも少なくありません。
この記事では具体的な事例をもとに、「マッチングアプリの危険性」「なぜ結婚相談所が安心な選択肢になり得るか」を整理しながら、あなたの婚活をより安全に進めるためのヒントをお伝えします。
マッチングアプリで起きた実際のトラブル
まず、近年ニュースになった実例を挙げておきます。1. 独身偽装による裏切り(TBS情報番組例)
ある女性は、マッチングアプリで出会った男性と 交際して数か月。毎日のように連絡を取り合い、将来や家族の話もしていたそうです。
ところがある日インスタで、交際中の彼のプライベート写真を偶然見つけ、既婚者かも?という疑いを持つように。
その後、本人に聞いてみるも本当のことを聞けず。その後連絡が途絶えてしまったそうですが、弁護士を通して、独身偽装されたことについて
解決策はないか、色々と考えを巡らせ、精神的にも時間的にもダメージを受けているという内容でした。
彼女は「独身偽装」に巻き込まれた被害者となってしまいました。
このような“独身を偽って近づく”という手口は、被害としてだけでなく人間関係へのダメージも大きく、精神的苦痛を伴います。
2. ぼったくり飲食店への誘導被害(読売新聞オンライン例)
比較的最近報じられたトラブルが、「マッチングアプリで知り合った相手と飲食店へ行ったら、法外な請求をされた」というケースです。
警視庁は、匿名性を悪用したグループが男女を誘って飲食店に連れ込み、高額料金を請求する“ぼったくり行為”を繰り返していた疑いで、男女数名を逮捕しました。
被害の流れとしては、アプリで知り合った女性から「いい店がある」「飲み放題で3,000〜5,000円くらい」などと誘われ、指定された店に入ると酒を過剰に勧められ、後で法外な会計を請求される、というものです。
被害にあったのは主に20〜30代で、平均被害額も大きく、金銭的な被害が深刻だったという点が報じられています。
なぜトラブルは起きやすいか:アプリの構造的な“穴”
なぜ、こうしたトラブルがアプリ利用で起きやすいのでしょうか。背景には以下のような構造的リスクがあります。・本人確認・書類チェックが不徹底なケース
多くのマッチングアプリでは、本人確認にあたって運転免許証やパスポートなどの写真を求めることがありますが、それが“独身かどうか”を証明するものではありません。そのため、既婚者や二重登録、虚偽のプロフィールが混じる余地があります。
・やりとりの匿名性・心理的距離の近さ
アプリでは、少ないメッセージで親密さを演出しやすく、早期にオフラインで会おうという誘導もされやすい構造があります。
相手との距離感を慎重に確認しにくいまま会ってしまうと、リスクが高まります。
・“消える”・“ブロック”しやすいシステム
突然相手から連絡が途絶えたり、ブロックされたりという“自然消滅”のリスクもアプリでは頻出です。
実際、出会ってしばらく信頼関係を築いたはずが、ある日突然連絡がなくなるという話もよく聞きます。
またトラブルになった場合、相手を追跡したり関係を修復したりするのは難しいという性質があります。
・犯罪グループ・業者の混入リスク
異性紹介を装った詐欺業者、ぼったくりグループ、風俗営業の斡旋業者などがマッチングアプリを“入口”として使用するケースもあります。
慣れていない人は誘導されやすく、被害に巻き込まれることがあります。
上記の例の「ぼったくり」事件などは、まさにこの典型と言えます。
結婚相談所が安心・安全な選択肢とされる理由
結婚相談所にはアプリより安全性を強める仕組みとメリットがあります。以下、マリッジエルトワージュが実施している「安心して婚活ができる理由」を詳しく説明します。
1. 入会時の書類提出・審査で信用力を担保
入会には次のような書類提出が義務付けられています。
*独身証明書
*住民票
*身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
*学歴証明書
*収入証明書など
これにより、「既婚者」「嘘の情報で登録している」「なりすまし」の混入リスクを抑えることが可能です。
2. 会員が「真剣な出会い目的」である
結婚相談所は、結婚を前提とした出会いを求める人を対象としています。
入会にあたって審査や説明を受ける過程があるため、本気度の低い人や“遊び目的”の人は入会しにくい環境にあります。
また、費用(入会金・月会費・成婚料)を支払う必要があることも、軽い気持ちで登録する人を抑止する要因となります。
3. 仲人・カウンセラーによる運営・監視体制
担当のカウンセラーが会員をフォローします。
*相手とのやりとりや進展状況を把握・サポート
*相手との相性や価値観の確認
*モラル・マナー・マッチング調整
*トラブル時の間に入る仲裁・フォロー
こうした”人の目”が介在することで、不誠実な対応やトラブルを未然に防ぎやすくなります。
4. 自然消滅を防ぐ仕組み・明確な交際ステップ
マッチングアプリでは「既読無視」「フェードアウト」「沈黙の期間」など、関係が曖昧になってしまうことも多いと聞きます。
一方、結婚相談所では交際期間やステップ(お見合い → 仮交際 → 真剣交際 → 成婚)を明確に設定しているため、「いつまでに意思表示するか」が決められています。
例えば「交際継続するかどうかの意思確認」「交際期間の上限を設ける」「お見合い後の返答期限を設ける」などのルールが設けられています。
このようなルールがあることで、モヤモヤしたまま時間だけが過ぎる“曖昧な関係”を軽減できます。
5. プロフィールの信頼性・透明性
結婚相談所では、会員同士が互いのプロフィールを確認できるだけでなく、本人写真・プロフィール文・条件(年収・勤務先・学歴など)信頼できる形で提供されます。虚偽申告を防ぐための審査やヒアリングを実施しています。
また、相性や価値観・性格面でも、「見極める自信がない」という方でも安心して取り組めるよう、カウンセラーがしっかりとサポートやアドバイスを行います。
ここまでマリッジエルトワージュで提供している「安心して婚活できる場所」の理由をお伝えしましたが
いざ結婚相談所を選ぼうとすると、たくさんあり迷ってしまうのも事実。
実際に選ぶ際の注意点もありますまで、結婚相談所を過信して後悔することにならないように、選ぶ際の注意点もお伝えしておきます。
結婚相談所を選ぶ際の注意点
・登録・維持コストが高くなる場合がある入会金・月会費・お見合い料・成婚料など、様々な費用がかかる相談所が多く、特に高級志向・手厚いサポート型の相談所ではコストが高くなりやすいです。
ただし、「長くアプリを使って会えないまま月額を払う」「関係が長引いて結局アプリ乗り換えを繰り返す」など、結果的に支出が増えるケースもあるため、トータルでのコスト比較は重要です。
・活動準備がやや手間(書類提出・面談など)
入会時には書類準備、面談、カウンセラーとの打ち合わせなどが必要な相談所が多く、手間を嫌う人には負担になることもあります。
・相談所の質による差が大きい
熱意の低い仲人、マッチング数の少ないシステム、対応が雑な運営体制、成婚率を重視しすぎて、急かされるような婚活になってしまう、
そのような相談所も存在するようです。
口コミ・実績・サポート内容・規約内容などをきちんと確認する必要があります。
・性格・相性・価値観のミスマッチはゼロにはならない
安全性・信頼性を高めても、「相手との相性」「性格」「価値観の違い」などによるミスマッチは避けられません。
そこをフォローするのがカウンセラーの仕事でもありますが、100%の保証は難しいということは理解しておくべきです。
20〜30代のあなたに向けて:リスクを抑えて婚活を成功させるためのヒント
最後に、20代〜30代の方が「マッチングアプリを使いたい」「まずはアプリで試してみたい」と思ったとき、できるだけリスクを抑えて活動するためのヒントと、相談所利用を選択肢に加える際のコツをまとめます。✅【ヒント】アプリ利用時の安全対策
1. 初回は昼間・人目のある場所で会う
夜遅い時間・人通りが少ない場所は避けましょう。
2. 飲食代は割り勘ルールを最初に確認
後で法外な請求をされる事例もあります。
3. 身元確認を相手に求める勇気を持つ
免許証や顔写真付き証明の提示を軽くお願いしてみるなど。
4. すぐ会おうとする誘いには慎重に
相手の言動、文章の整合性、活動歴・マッチングアプリでの利用期間などをチェック。
5. 複数人とやりとりし、自分を過信しない
1人に固執しすぎるとトラブルに巻き込まれやすくなります。また自分だけはトラブルには巻き込まれないという思い込みは捨てましょう。
6. 怪しい誘導・言動には即離脱を
「高級店に行こう」「急に遠出を誘う」「金銭要求が出てくる」などは警戒サインです。
✅【ヒント】結婚相談所を選ぶ際のポイント
1. 無料相談・面談で雰囲気を確かめる
実際に担当者と話して、「この人には相談できそうか」を感じ取りましょう。
2. 費用・料金体系を明確に確認する
入会金、月会費、お見合い料、成婚料などがどう分かれているか。その他に必要な費用はあるかなどしっかり確認しましょう。
3. サポート体制・担当者制度をチェック
仲人型か、コーディネート型か、面談頻度、フィードバック制度など。
4. 交際ステップ・ルールの透明性を確認
自然消滅しない制度があるか、交際期間の上限はどうかなど。
5. 契約・解約条件を確認
中途解約やクーリングオフの扱い、違約金の有無など。
6. 複数社を比較する
1社に絞らず、2〜3社と面談・見積もり比較することで、自分に合った相談所を選びやすくなります。
締めくくり:安心・信頼できる出会いのための選択を
マッチングアプリは手軽でスピード感がある反面、リスクを伴う出会い方でもあります。実際、独身偽装やぼったくり被害など、ニュースになるような事件も少なくありません。
一方で、結婚相談所には書類チェック・本気度の高い会員・人の目とサポート・明確なステップやルールなど、安全性と信頼性を高める仕組みが備わっています。
もちろん、相談所にも選び方次第で“当たり外れ”がありますが、少なくとも「出会いの安全性を高めたい」「真剣な相手と結婚前提で出会いたい」という方にとって、非常に有力な選択肢と言えるでしょう。
いま、婚活アプリを使っているけど、この先どうしたらいいか?・・・
これから婚活アプリを使って出会いを探したい・・・など、婚活を真剣に考えている方へ思いが届けば幸いです。
あなたの婚活を応援しています。

2025年10月13日 11:20