年下男性は結婚相手としてあり?年上妻の夫婦が増えている理由と婚活で見るべきポイント
「結婚するなら、やっぱり男性が年上のほうがいい」
婚活をしている女性の中には、そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
実際、これまで日本では「夫が年上、妻が年下」という夫婦の形が一般的でした。
ところが、最近の婚活事情を見ると、少しずつ変化が見られます。
夫婦の年齢差そのものが縮まっているだけでなく、妻のほうが年上という結婚も増えているのです。
マリッジエルトワージュが加盟している、株式会社IBJが2025年の成婚データを分析した結果では、2017年と比較して、夫婦の平均年齢差は縮小しています。
また、「妻が年上」の成婚カップルも増加しており、年齢差のある結婚の形が少しずつ多様化していることがわかります。
では、なぜ年上妻・年下男性の結婚が増えているのでしょうか。
そして、婚活で年下男性を結婚相手として考える場合、どんなことを見ていけばよいのでしょうか。
今回は、結婚相談所のカウンセラーとして、データをもとに考えてみます。
「結婚するなら男性が年上」は本当に当たり前?
まず、以前の結婚では「男性が年上」という組み合わせが圧倒的に多い傾向がありました。
しかし、IBJの2025年の成婚カップル9,394組を分析したデータでは、夫と妻の平均年齢差は2.77歳でした。
2017年は4.23歳だったため、8年間で平均年齢差は約1.46歳縮まっています。
さらに注目したいのが、年齢差の「方向」です。
2017年には、夫が年上のカップルが82.6%を占めていました。それが2025年には72.2%まで減少しています。
一方で、妻が年上のカップルは9.1%から16.8%へ増加しました。
もちろん、現在でも「夫が年上」という夫婦が多数派です。
ですから、「今は年下男性との結婚が普通になった」ということではありません。
ただ、「男性が年上でなければならない」という考え方だけで結婚相手を探す必要はなくなってきているとは言えるでしょう。
年下男性との結婚が増えている理由とは?
では、なぜ年上妻・年下男性という組み合わせが増えているのでしょうか。
一つの理由として考えられるのが、結婚相手に求めるものが変わってきたことです。
以前は、
「男性には自分より年上でいてほしい」
「男性が家庭を支えるもの」
という考え方が比較的強くありました。
しかし現在は、女性も仕事を続けながら結婚するケースが珍しくありません。
結婚後も共働きをする夫婦が増え、夫婦それぞれが仕事や生活を支え合うことが一般的になっています。
そうなると、「男性が年上だから安心」という条件だけで相手を選ぶ必要性は以前より小さくなります。
それよりも、
「話をしていて楽しい」
「価値観が近い」
「一緒にいて無理をしなくていい」
「仕事や生活について理解し合える」
といった、実際の結婚生活に関わる部分が重要になってきます。
また、年齢が近い相手を希望する人が増えれば、その結果として「同年代」だけでなく「妻が少し年上」という組み合わせも自然に増えていきます。
2025年のIBJデータでも、「同年齢」と「妻が年上」を合わせた割合は27.8%となっており、2017年の17.4%から増えています。
つまり、年齢差そのものが小さくなり、「男性が必ず年上」という結婚の形から、年齢の組み合わせが多様になってきていると考えられます。
では、年下男性を結婚相手にしても大丈夫?
婚活では、年齢差だけで相手を判断しないことが大切です。
たとえば、2歳年下の男性と出会ったとします。
「年下だから対象外」と最初から断ってしまうのは、少しもったいないかもしれません。
年齢は、結婚を考えるうえで大切な条件の一つです。
特に女性の場合、将来子どもを希望するかどうかによって、結婚や妊娠・出産について考える時間も変わってきます。
だからこそ年齢も含めて相手との相性を見ることが重要なのです。
婚活で年下男性を見るときに確認したい3つのこと
では、実際に年下男性と出会った場合、どこを見ればいいのでしょうか。
1.結婚に対する考え方が合っているか
まず確認したいのは、結婚に対する温度感です。
「いつか結婚できればいい」
という男性と、
「良い人と出会えたら、1年以内くらいには結婚したい」
という男性では、婚活の進み方が大きく変わります。
年下だから問題なのではありません。
大切なのは、年齢に関係なく、結婚に対して同じ方向を向いているかです。
特に女性側が結婚や出産について具体的に考えているのであれば、相手がどのような未来を考えているのか、早い段階で確認しておきたいところです。
2.年齢差をお互いが気にしていないか
年下男性との交際では、年齢差そのものよりも「年齢差をどう感じているか」が重要です。
女性側は、「私のほうが年上だから、相手は本当は若い女性のほうがいいのでは?」と不安になることがあります。
反対に男性側が、
「年上の女性だからこそ話が合う」
「精神的に落ち着いているところが好き」
と感じているケースもあります。
大切なのは、周囲がどう思うかではありません。
二人がその年齢差を自然に受け入れられるかです。
3.年齢ではなく、その人自身を見られているか
最後に、これは年下男性に限った話ではありません。
婚活では、プロフィールに書かれた条件だけを見ていると、本当に相性のいい相手を見逃してしまうことがあります。
年齢、年収、身長、職業などは、結婚相手を考えるうえで必要な条件です。
ただ、それだけでは結婚生活は決まりません。
実際に会ってみたとき、
「話していて安心する」
「自分のことをきちんと理解しようとしてくれる」
「嫌なことがあったときに話し合えそう」
「結婚後の生活を一緒に考えられそう」
と思えるかどうか。
こうした部分も、ぜひ大切にしてほしいと思います。
「年下だから」で出会いを逃さないことも婚活では大切
婚活をしていると、どうしても条件を絞りたくなります。
「男性は自分より2~3歳以上年上」
「同年代まで」
「年下は対象外」
というように、年齢差を決めておくことも悪いことではありません。
条件を決めることで、効率よく相手を探せるというメリットもあります。
ただ、その条件が**「自分が本当に結婚生活で必要としているものなのか」**は、一度考えてみてもいいでしょう。
たとえば、「年上の男性がいい」と思っていた理由が、
「頼りがいのある人がいい」
「精神的に安定している人がいい」
「仕事をしっかりしている人がいい」
ということであれば、その条件を満たす男性が必ずしも年上とは限りません。
年下でも、頼りがいのある男性はいます。
同年代でも、落ち着いた男性はいます。
逆に、年上だからといって必ずしも自分が望む結婚生活ができるとは限りません。
だからこそ、「年齢」という条件の奥に、自分が本当に求めているものは何なのかを考えてみることが大切です。
年齢は大切。でも「年齢だけ」で相手を決めない
私は、婚活において年齢は大切な要素だと考えています。
「今日より若い日はありません」
これは婚活を始めるタイミングを考えるうえで、ぜひ知っておいてほしいことです。
だからといって、年齢だけを見て相手を選ぶ必要はありません。
今回のIBJのデータからも、以前より夫婦の年齢差が縮まり、「夫が年上」という一つの形だけではなく、同年代や年上妻の夫婦も増えていることがわかります。
大切なのは、
「何歳年上か、何歳年下か」だけではなく、「この人と結婚生活を築いていけるか」という視点です。
もし今まで、「年下男性は結婚相手として考えたことがない」という方がいたら、最初から対象外にするのではなく、一度会ってみるのも一つの方法です。
自分が大切にしたい条件は大切にしながら、年齢差だけで可能性を狭めすぎない。
そんな柔軟な婚活も、これからの時代には必要なのではないでしょうか。
結婚相談所での婚活では、プロフィールだけではわからない相手との相性を、実際のお見合いや交際を通して確かめていきます。
「自分にはどんな人が合うのかわからない」
「年齢差の条件をどこまで広げればいいかわからない」
そんな場合は、一人で悩み続けるのではなく、第三者に相談してみるのもおすすめです。
年齢は大切。だからこそ、年齢だけにとらわれず、自分が幸せになれる相手を探していきましょう。
あなたの婚活を応援しています。
